金子正輝プロの「会心の一打」を読んで [麻雀の本]
会心の一打 金子正輝の麻雀
を読みました。
金子プロのいろんな場面で決断した一打を牌譜付で
ケーススタディみたいに
わかりやすく解説した本です。
一巡してツモって切るまでの間の数秒間に
他家の手牌を予測して、正しい牌を選択する。
牌譜が証拠に、それがずばり的中しているのです。
読めば読むほどすごい人だと思います。
フリーで対局してもらう機会がありますが
とてもそんな人には見えないのですがね。
金子さんは一言で言えば
ひとあたりのいいおっちゃん。
和気藹々とにこやかに打ってます。
やけに丁寧すぎてキモイ時もありますが・・・
自分が一番感心したのは
⑯「一瞬たりとも気を抜くな」
自分の手配と捨て牌から安全牌を捨てておりつつも
他家にはベタオリではなく上がりに向かっている捨て牌に見える。
そんなうち方があったなんて。
逆の立場で、自分もそんな経験があります。
他家が聴牌を警戒しすぎて、おり回していたら、
直前のあがり牌を引いてしまい
「そのまま聴牌とっていたらあがってたよ~」
みたいな後悔。そして3着、ラス。
こんな打ち方をぜひ見習いたいものです。
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